Unity3d 入門 09 「アニメーション」

今回はアニメーションについて説明します。
アニメーションをつけることで、
オブジェクトに物理演算とは違ったさまざまな動きをさせることができます。

まず、下のように球を用意します。


続いて、メニューの Window > Animation を選びます。
そうすると、下のようなウインドウが開きます。
赤枠で囲まれた部分を押し、Create New Clip を選びます。
これで、新しいアニメーションのクリップを作成することができます。
ここでは、名前は act1 としました。

これによって、Transform などのコンポーネントが選択・編集できるようになりました。
試しに、Sphere > Transform > Position.y を編集したいと思います。
この Position.y の右[-]を押すと、Add Curves と現れるので選びます。
これで、Position.y を編集できるようになりました。
続いて、下の赤枠を右クリックすると、Add Keyframe と現れるので選びます。
これは編集するポイントを指定します。

この新しい Keyframe 上の Position.y の値を
ドラッグ&ドロップまたは、値の直接入力によって変更します。
ここで、下の赤枠で囲まれた再生ボタンを押してみましょう。
そうすると、Scene あるいは Game ビューのオブジェクトが
動いているのが確認できると思います。


同様に、別のコンポーネントも編集してみます。
ここでは、Sphere > Default-Diffuse (Material) > Color.r を編集しました。
時間が経つにつれ、r の値が減るようにしました。

ここで、球の Inspector を確認してみましょう。
下のように、アニメーションコンポーネントが追加されているのが分かります。

最後に、ゲームの実行ボタンを押すと・・、
球が動くと同時に色が変わっていくのが確認できると思います。

このように、アニメーションの設定もアニメーションウインドウを通して
直感的・簡単にできるようになっています。